賀詞交換会が多いシーズンですが、先日ある賀詞交換会でサバ寿司が出てきました。イヤな予感がしたので、かなり躊躇し、周りの方々に「これ召し上がりました?」、「大丈夫でした?」などと確認しながら、おなかが空いていたのでペロリと食べてしまいました。これが運の尽き。

数時間後、すべて嘔吐し、その後胃の激痛との戦いが始まったのです。尋常ではない、のたうち回るような激痛のため一睡もできずに朝を迎え、この日は午前KIPのセミナー講師、午後KIPのセミナー、夜TACの講義だったので、人生最悪の1日を覚悟して自宅を出立。しかし到底1日乗り越えることはできない上、全く休みがないため限界と判断し、午前と午後の合間に内視鏡がある病院に駆け込み緊急手術を受けました!

原因は、サバに寄生していたアニサキス。写真の白い3センチぐらいの寄生虫です。サバ、イカ、スケソウダラなどに寄生し、人の体内では生息できないのですが、胃に入ると胃酸から身を守るために、胃のヒダの奥の粘膜をほじくるらしく、それが激痛になるようです。2枚目の写真左下の内視鏡でアニサキスをつまんだ先に、私の胃に傷がありますが、ここに潜り込んでいくわけです。
アニサキス

アニサキス取り除き


マサバのアニサキスの寄生調査で、74.3 %のマサバからアニサキスが検出され、1尾あたりの平均寄生数は22個体という報告もあり、サバはかなりヤバいです。

予防方法は次の通りです。
\元を食べない! といっても日本人である以上、お刺身をやめることはできませんね。
24時間以上−20℃で冷凍していれば死滅するので、冷凍した刺身を食べる
 鮮度の良い高級店よりも、冷凍を扱う安い居酒屋の方が安全と言うことですね
60℃以上1分間の熱調理
ちなみに、酢では死滅しないので、シメサバはNGです(解凍サバはOK)

自分の飲食店経営経験から、食品衛生については熟知しているつもりでしたが、もともとサバはほとんど食べないので、非常に厳しく、情けない経験をしました。食中毒は24時間以内に保健所に届けることになっていますが、あまりの激痛でそこまで頭が回わりませんでした。。。